シール印刷ラボ

面会許可シールとは?病院の面会者に貼ってもらい部外者と識別したい!

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課題

病院の入院患者様へ面会される方に、病院側の許可を得ていることを一目で判別できるようなシールを作れないかとご相談いただきました。病院や介護施設など、部外者が出入りすることの多い施設で、関係者かどうかの判断がつきにくくなる状況が起こります。昨今、感染症対策やセキュリティ対策などの観点からも施設側から面会者に対し、入館を厳しく制限する必要が生じています。面会者を含め、関係者以外の方が許可を得て入館していることが一目でわかれば、それぞれが安心できますね。今回はこのようなお困りごとに対してシールで何ができるかご紹介します。

※記事内容は当工房の担当者が感じた主観的な意見です。他印刷会社とは意見に相違がある場合もあります。予めご承知ください。

2020年07月16日

面会許可シールとは?

面会希望者の衣服に、病院の許可を得ていることを印刷したシールを貼っていただきます。一目で許可を得ていることがわかるので、院内でお勤めの方も安心できます。現状ではネックホルダー付きのカードケースで対応することもできますが、作るのが大変であったり、使用後そのまま持って帰られたり、また紛失がある度に作り直す必要があります。シールであれば量産が可能なので、一度にまとめて作っておけば、このような作業からも開放されます。

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オススメの素材

衣服の上から貼っていただく場合の素材はサテン(アセテートサテン)をお勧めしています。この素材はライブハウスや各種イベントなどの関係者と来場者を識別する為のパスシールとして利用されることもあり、面会許可証シールの素材としても最適です。

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貼っていただくだけではダメ?

シールを貼っていただくだけでは後追いで確認することができません。やはり別用紙を用意して、面会者の来館時間帯やお名前、連絡先などは管理する必要があります。面会者には必ず用紙に記入いただいた後、シールを貼っていただくようプレート表記などでアナウンスしてください。必要事項がプリントされた用紙を事前に用意しておくことと合わせて、面会希望者が目にする箇所にシールを貼っていただけるような掲示をしておくと良いでしょう。

ご利用上の注意

衣服の種類によっては例外的に貼ってはダメなものもあります。代表的なものはレザー(革)素材の衣服です。レザーに貼ったシールは剥がす際にレザー自体を傷めてしまう可能性があります。大事なお洋服として少しでもダメージが残ることがダメな方もいらっしゃるかと思います。そのような場合はネックホルダー付のカードなどを少量でも用意して対応すると良いでしょう。

またシールは1回使い切りを前提としています。使い終わったシールは必ず剥がして廃棄することも忘れてはいけません。シールを貼った状態で洗濯してしまうと洗濯中に剥がれて洗濯機の故障に繋がります。

これらは面会者の方がシール貼付時に確認できるようにしておくと親切ですね。

まとめ

昨今の感染症対策やセキュリティ対策などの観点から、病院から入室・面会の許可を出した人に「面会シール」を利用してもらえれば、面会者の識別管理が可能になります。面会者側からも許可を得て入って来ていることをアピールできるので双方に安心が生まれます。

【今回のポイント4つ】
1)シールは量産できるので使い捨てが可能。
2)シールを貼るだけでは管理できない。別用紙で管理が必要。
3)シールを貼ってはいけない衣類もある。
4)シールを貼ったまま洗濯してはダメ。

最後にデザインデータが用意できない方には下記URLからテンプレートをダウンロードいただけます。病院名や施設名を自由にマスタマイズしてご利用ください。

▼テンプレートダウンロード
https://www.seal-koubou.com/template/

この記事で解説したシールの用途・素材・加工方法

スタッフパスシール印刷

スタッフパスシール印刷

企業や学校への来客者に対して貼っていただく入館証パス、各種イベント時にスタッフ管理として使う認証パスとして使えるサテン素材のシールをオリジナル作成できます。

シール印刷用紙:サテン(アセテートサテン/布シール)

サテン(アセテートサテン/布シール)

衣類などに貼るイベント用のスタッフパスシールや迷子シールに使用する事が多い素材です。衣類に馴染みやすい為、他の素材と比べてしっかりとした定着性を発揮します。

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