シール印刷ラボ

シールの作り方とは?印刷所でのシール作成方法

作成者: 繁盛シール工房|2021年07月19日

企業におけるオリジナルシールの活用例

オリジナルシールは、個人が趣味として自宅で作るケースもよくあります。一方、オリジナルシールをビジネス目的として作成する企業もあるでしょう。この章は、企業向けのオリジナルシール活用例を紹介します。

■企業のロゴシール

企業や販売している商品やサービスのロゴをシールにする活用方法です。これは、ユーザーに対して企業や商品についてよい印象を与える目的で行われます。ロゴシールをもらい日常的に繰り返し目にしていると、ユーザーはその企業に対して、ポジティブな印象をもちやすくなるでしょう。ユーザーの日常に溶け込む広告として有効です。

■販促用ノベルティ

商品購入者に対しておまけとしてシールをプレゼントするなど、販促用ノベルティとしてオリジナルシールやステッカーを作ってもよいでしょう。企業に関するロゴやオリジナルキャラクターのシールにすれば、ファンの獲得につながるかもしれません。さまざまなパターンのものを作り、シリーズ化することもおすすめです。

■店舗やオフィスの内装

強度を増したステッカーであれば、小さな文房具としてのシールとしてではなく、店舗やオフィスの内装としても活用可能です。大規模に壁紙を変えなくても、シールを貼るだけで印象は大きく変わるでしょう。最近では、ソーシャルディスタンスを保つための立ち位置の目安や、レジ待ちする位置などをシールで提示する方法でも活用されています。

■営業時間やお知らせをシールで伝える

入り口のドアガラスや窓ガラスなどに、営業時間やメニューに関する説明をシールとして貼り付けてもよいでしょう。看板を出し入れしなくても、手軽に情報を伝えられます。シールであれば、営業時間の変更があったときでもすぐに張り替え可能です。雨に強い、防水使用のシールもあります。

 

シールの作り方

企業がオリジナルシールを作るときは、自宅で作成する方法と印刷所に依頼する方法があります。それぞれについて解説します。

■自社のプリンタで印刷する

オフィスにプリンタがあるという企業も多いでしょう。シールにしたいデザインのデータをプリンタに送り、シール用の用紙で印刷すれば、自社内でシールを作成できます。ただ、印刷したイラストをシールの形に切り抜かなければならず、時間と手間はかかります。そのうえ、素人がカットするときれいに切り抜けないかもしれません。

■印刷所に依頼する

印刷からカットまで、印刷所にシール作りを依頼する方法もあります。印刷所によってはデザインから請け負っているところもあり、シール作りのすべてをお願いすることも可能です。業務用のプリンタであっても、印刷所が使用するプリンタとは違います。

自社のプリンタでは難しいような色あいや、透明ステッカーなども作成でき、作るシールの幅も広がるでしょう。また、自社のプリンタでは印刷できないほどの、大きなサイズのシールを作りたいときにも、印刷所に依頼しなければなりません。

●シール作成なら繁盛シール工房を

オリジナルシールが作りたいという企業には、繁盛シール工房をおすすめします。繁盛シール工房は多種多様なシールを作成していて、納品実績は1万件を超えています。ノベルティ用ステッカーや窓ガラス用のシール、ポップなど、さまざまな用途に対応可能であるため、気軽に問いあわせてみてください。

 

事業用のシール作りは印刷所に依頼することがおすすめ

シールを作成できる印刷所に依頼し、シール作りをすべてお任せする方法もあります。印刷所に依頼してシールを作れば、印刷やカットが美しくしあげられるため、事業用としてシールを活用するときにおすすめです。

また、一つ一つ人の手でカットすると、膨大な時間がかかります。印刷所であれば、機械で素早くカットできます。大量にシールやステッカーを作成したいときには、手作業ではなく専門の印刷所に依頼したほうがよういでしょう。

 

オリジナルシールの作り方

企業がオリジナルシールを印刷所に依頼するとき、どのような手順で行われるのか順を追って解説します。

■用紙を選択する

シール用の用紙にはさまざまな特徴をもつものがありますが、用途によって使い分けるとよいでしょう。ここでは、シールに使われる代表的な紙の種類を紹介します。シール作りの際の参考にしてください。

●紙素材のシール用紙

光沢がない紙素材に粘着面が付いているタイプのシールです。比較的低コストで作成可能です。紙素材であるため、シールに直接書き込みや押印もできます。しかし、その性質上耐水性はなく、ステッカーや屋外利用目的のシール、耐久性が必要な使い方には向きません。

●アート紙(半光沢紙)

アート紙は半光沢の紙で、書き込みや押印が必要ないシールによく使用されます。紙素材のシール用紙よりはコストはかかりますが、つるつるとした手触りの紙のなかでは費用が安いという特徴もあります。ノベルティ用のシールでよく活用されます。

●ミラーコート紙(光沢紙)

アート紙よりも光沢が強く高級感があるシール用紙です。ステッカーや、高級品のプレゼント包装などで使われます。鏡面仕上げが施されているため、印刷物がつややかで鮮やかな発色となる特徴があります。

●ユポ

ユポは耐水性がある用紙であるため、屋外利用や内装など、強度が必要な場面でおすすめの用紙です。引っ張っても破れず伸びるという特徴があるため、包装紙等に使用するシールにはおすすめできません。耐水性がありながらボールペン等で文字が書き込めます。

●透明PET

クリアで反対側がみえるような用紙です。シールとして貼っても、もとの素材が透けてみえるため、素材を活かしてシールを使えます。ガラス面に貼り付けて、透過性を楽しむ活用方法もおすすめです。印刷所に依頼するときならではのシール用紙でしょう。

●クラフト

茶色い紙袋や封筒のような素材の用紙です。紙素材ではありますが、その色味と風合いから、アンティークのような味わいのあるできあがりとなります。カントリー調の製菓店などにおすすめのシール用紙です。

■シールデザインの作成

シールのデザインを作成します。基本的に、IllustratorやPhotoshopを活用するケースが多いでしょう。通常の印刷と違う点としては、シールのカットラインも指定する必要があるということです。イラストに白フチをつけてカットするのか、ギリギリでカットするのか、印刷所がわかるように指示しなければなりません。

絶対にカットしてほしくない部分がある場合は、カットラインより1mm内側に描写するか、カットラインをその部分の1mm外側にするようにします。詳しいデザインの条件等は、依頼する印刷所に確認しましょう。

■データの入稿

デザインができたら、印刷所にデータを入稿します。どのような形式で入稿するのかは、印刷所によって異なります。送り方を確認しておきましょう。また、送信データを間違えると違うシールができてしまいます。十分注意してください。

■シール完成

印刷所に依頼すれば、印刷からカットまですべて行ってくれます。あとは完成を待つだけです。

 

シールを手作りする方法

作成予定枚数が少ない場合、自社内で利用する場合などは、自作する方法をとってもよいでしょう。自社でシールを作る方法を紹介します。

■自分で絵を描いて作る

紙に自分で絵や文字を描いて作る方法です。シール用紙に直接書き込む、イラストに両面テープを貼ってシール化する、といったやり方でシールにしましょう。イラストをセロハンテープではさみパウチ化し、キッチンシートに貼り付けシールにする方法もあります。

■プリンタで印刷して作成する

印刷できるシール用紙を用意し、自社のプリントに印刷して作成します。ラミネート加工ができるシール用紙もあります。この場合、印刷後にはさみやカッターで、切り抜かなければなりません。

■シール作成アプリを使用する

シール作成専用のアプリもあります。アプリ上でシールにしたい画像を指定し、コンビニのネットプリント等を利用して印刷します。このまま印刷所に依頼できるものもあり、手軽に本格的なシールを作れるでしょう。

 

まとめ

オリジナルシールは、自社のプリンタを活用して作れます。しかし、品質や印刷の美しさ、手間や時間のかからなさを重要視するのであれば、印刷所に依頼したほうがよいでしょう。

オリジナルシールやステッカーを作成したいのであれば、繁盛シール工房がおすすめです。制作実績掲載数日本一(当社調べ)の実績があり、シール作りを成功に導きます。専任アテンドが「ひとつ、ひとつ。シールづくりに、思いを込めて」をモットーに、シール作りの技術を提供します。