シール印刷会社によって異なる特徴
日本にはたくさんのシール印刷会社がありますが、大きく2つのタイプに分かれます。ここではタイプごとの特徴やメリット・デメリットを解説します。
■大手印刷通販タイプ
印刷物全般を取り扱う総合印刷通販タイプの印刷会社。多くの会員を集客し、小ロット対応、低コスト、短納期を実現。サイズごとの価格表も掲載しているので、即決でオーダーできます。サンプルなども充実しています。
●【メリット】
仕様にこだわりが少なく、少量のシールを低コストで作りたいという方にオススメです。複雑なシールでなければシール印刷専門会社と品質も変わらないです。またシール印刷以外の印刷物(名刺、カード、チラシetc.)も取り扱っているので、印刷物をまとめてオーダーすることもできます。
●【デメリット】
決まった素材や粘着剤、サイズの範囲内からシールの仕様を選んでいく必要がある場合が多く、範囲外のシールを作りたい場合には難易度が高くなりそうです。また印刷枚数が増えてもシール単価の下げ幅が少ない傾向があります。
■シール印刷専門タイプ
シール印刷のみを取り扱う専門性の高いタイプの印刷会社。案件内容ごとに相談ができ、初めてシールを作られる方に担当者が適切にアドバイスしてくれます。繁盛シール工房はこのタイプに属します。
●【メリット】
シールを作るのに何から手を付ければよいかわからないところから相談できます。シールの貼り付け対象によって粘着剤を変える場合、専門知識を有する担当者が案件ごとに適切にアドバイスしてもらえます。シール素材の取り扱い多く、オリジナル性に富んだシールを作ることができます。量産タイプの印刷機を備えているので、たくさんシールが必要な場合コストメリットは大きくなります。
●【デメリット】
一案件ごとにしっかり対応してもらえる反面、コストが高くなるイメージがあります。また量産タイプの印刷機を使っている場合が多く、少量シールの作成には不向きな場合があります。法人向けにサービス展開している場合が多く、個人の趣味レベルのシール作成には不向きかもしれません。
印刷会社の探し方・調べ方
いざシール印刷会社を探そうとした時、みなさん、どうされますか?この記事を読んでいるということはWEBで検索されましたよね。そうです。情報に行き詰まった場合、多くの方がWEBで検索して答えを見つけようとします。シール印刷会社を探そうとした場合、検索ワードによって異なる会社が表示されます。作りたいシールに見合った検索ワードで調べないとシール印刷に慣れていない印刷会社にたどり着くこともあります。ここでは検索ワードごとに表示される印刷会社の違いを解説。オススメの検索ワードもご紹介します。
■検索ワード「シール印刷」
このワードで検索すると総合印刷会社が運営するサービスサイトが1ページ目に表示される傾向があります。2ページ目以降にシール専門サイトがでてきます。
■検索ワード「ステッカー印刷」
検索ワード「シール印刷」の検索結果と似たような印刷サービスが表示されます。2ページ目以降からは個人ユーザー向けのサービスサイトなどが混ざってくる傾向があります。
■検索ワード「ラベル印刷」
ラベル用紙などを販売するサービスサイトや自作ラベルのサイトが混在して表示される傾向があります。
■検索ワード「オススメの検索方法」
シール印刷、ステッカー印刷、ラベル印刷などの大まかなワードで検索しても、たくさんの印刷会社がヒットするので迷いが生じます。そんな場合には複数のワードを組み合わせて検索したり、より具体的なシールの名称で検索すると、希望されているシールを得意とする印刷会社を絞ることができます。ここではオススメの検索方法をご紹介します。
●検索ワードを組み合わせる
「シール印刷」という検索ワードにシールの名称を組み合わせます。例えばロゴシールを作る場合は「シール印刷」+「ロゴ」、和紙を使ったシールの場合ですと「シール印刷」+「和紙」みたいな感じです。複数ワードを組み合わせることで、検索結果も変わります。
●具体的なシール名称で検索
お店で使うラッピング用途のシールを作りたい場合、「ラッピングシール」、「ショップシール」などの名称で検索する方法もあります。また「シール」を「ステッカー」や「ラベル」に置き換えて「ラッピングステッカー」のような検索ワードも試してください。ワードを変えることで違った印刷会社が見つかることもあります。
印刷会社の選定ポイント
WEBで検索して良さそうな印刷会社が見つかりました。見積りや問い合わせを繰り返す中で数社に絞ることができたとします。最終的にどこに依頼するかは、難しい判断です。ここでは印刷会社選定のポイントをいくつかご紹介します。
■基本の選定ポイントを決めておく
シール印刷会社に注文するとコストが発生します。自社の予算にあっているか、納期対応、支払条件などの必須条件をクリアしているかを、必ず確認しましょう。ご自身が希望されている必須条件を具体化されていないと、この選定ポイントがあやふやな状態になり、迷いが生じます。
■アドバイスしてもらえるか
初めてシールを作る場合、素材や粘着材の決め方がわからないまま注文してしまいがちです。印刷会社では用途にマッチしていない仕様で注文が入った場合、正式注文前にアドバイスしてくれる場合もあります。また印刷データとして問題なくてもデータ内容に怪しい箇所を見つけた場合に指摘してくれる場合もあります。
■相談にのってくれるか
シールの注文前の相談はもちろんのこと、納品後のトラブルにも相談にのってもらえるかは大事なポイントです。作ったシールがうまく貼りつかない場合や間違ったデータで印刷してしまった場合などトラブル内容も様々ですが、まず話を聞いてくれる印刷会社であるかは重要ポイントです。
■相性
印刷会社(担当者)とご自身と相性が良いか、意外とこれが一番重要かもしれません。一つの質問に対して回答が遅かったり、相談なく仕様を変更されてしまったりと、相性が悪いとトラブルにも繋がります。特に永くお付き合いしたい印刷会社を探されている場合は、コストだけに囚われず、この相性も大事にした方が良いかもしれません。
繁盛シール工房のお客様対応
繁盛シール工房では、他社でシール印刷をお願いしたが、失敗したのでお願いしたいというお話しも舞い込んできます。もちろん逆パターンも知らないところで起こっているかもしれません。最後に繁盛シール工房のお客様対応についてご案内します。
■初めてシールを作られる方へ
繁盛シール工房ではお客様とのコミュニケーションを大事にしています。シール印刷のトラブルで一番多い原因がコミュニケーション不足によるものだからです。ご自身の希望があればご遠慮無くお伝えください。可能な限り実現できるよう努力いたします。中には実現不可の回答をすることもありますが、お見積りやお問い合わせは無料です。確認しておくこと損はありません。
■デザイナーの方へ
繁盛シール工房の特徴としてデザイナー様からの引き合いが多いです。理由はわかりませんが、お問い合わせだけで終わる場合もあれば、ご注文いただける場合もあります。よく利用いただける理由をお客様へ直接確認したところ、データ制作について話が通ることが一つ、素材選び、粘着材の相談などシールならではの難しい仕様決定を助けてくれるのが良いとのことでした。繁盛シール工房ではカスタマー担当がデータ制作や印刷知識に精通しておりデザイン制作の段階からご相談いただけます。
まとめ
シール作りを失敗しないためのポイントをご紹介しました。印刷会社が展開するサービスのタイプを理解し、的確なワードで検索することで、希望にマッチした印刷会社を探すことができます。永いお付き合いを希望される場合は相性も重要なポイントです。
繁盛シール工房では、「ひとつ、ひとつ。シールづくりに、思いを込めて」をモットーにオーダーメイドのシールを作成しています。専任アテンドがシールづくりの相談に乗っているため、それぞれの状況に応じた効果的なシールづくりが可能です。
2004年にオープンし、納品実績数は1万件以上を誇ります。イメージどおりのシールを作成するために、ぜひご相談ください。