シールピーラーや自動貼りに最適な仕上方法
シールをロール状態にした仕上げ方法です。貼り付け時にシールピーラーを使う場合や、機械を使って自動貼りする時に、この仕上げ方法を使います。ご発注時には巻取仕様(紙巾、巻数、巻方向、紙管サイズ)の指定いただく必要があります。シールピーラーをご利用の場合は、メーカーや型番をお知らせいただければ、当工房でお調べすることも可能です。自動貼り付け機をご利用の場合は、貼り付け作業側から仕様書をいただけるので、そちらをお送りいただければ、仕様に合わせて仕上げることができます。
担当者からのアドバイス
巻き取り仕上について
巻取り仕上は、シート仕上・1枚カット仕上と比較するとコストが高くなることが多いです。絶対条件でなければ、見積時に指定しないでください。
絶対条件とは以下のような事項を指します。
*シールピーラーを使う
*ハンドラベラーを使う
*シールの自動貼付機を使う
長所と短所
【長所】
シールピーラー、ハンドラベラー、自動シール貼機などにセットしてご利用いただくことができます。それぞれ巻き取り方の仕様が異なりますので、ご依頼時に巻き取り方をご指示いただく必要があります。
【短所】
シート仕上と比べるとコストは高くなります。
巻取りをご希望される場合、巻取り方を指示いただく必要があります。巻取り方が違うと、シールピーラー・ハンドラベラーにセットできないことがあります。「そんな細かなことはわからない!」という方はピーラー・ラベラーの仕様書があるので、そちらの内容をお知らせください。
巻取り方でお知らせいただきたい内容を以下に記載します。
*紙巾・・・シールサイズではなく台紙の巾です。
*紙管・・・ロールの芯のサイズです。セロハンテープの芯と同じ感じです。当工房では内径(空洞の部分)の直径をお知らせすることが一般的です。
*巻方・・・シールを内巻きにするか、外巻き(表巻き)にするか
*だし方向・・・巻取り状態からほどいたときにラベルのデザインを正面に見てどちらの方向から繰り出すか(上(頭)、下(尻)、右、左)
*巻数・・・1巻に何枚ラベルを巻くかです。巻き枚数によって1巻の直径サイズが変わるためピーラー・ラベラーの仕様によっては機械に入らないなど不具合が発生する場合があります、ご使用の機械仕様のご確認をお願いいたします。
手作業で貼り付ける場合には取扱のしやすい直径150㎜φ程をおすすめいたします。